テクニック
美しい作品を制作するには、基本がとても大切です。
ボンドの扱い方、方向、カッターの使い方や正確なカット方法、はさみの入れ方など、
フランスで学んだテクニックや、多くの失敗の末に身に付けた様々な
オリジナルのテクニックを取り入れ、完成度の高い作品を目指しています。
(美しい角の処理の一例)
(美しい角の処理の一例)
(角の布と布との接着)
(正確な曲線カット)
(曲線カットと曲線処理)
(正確なカルトンのカット 写真はブック型の箱本体の長・短側面の4枚)
(定規とカッターを使った 手切りの45℃のカット)
(引き出し、布の正確な柄合わせ)
初級でカットを完了させ、中級では特別なカッターを使わず、
定規とカッターのみを使用した45℃の手切りのカット (フランス額装の Biseau ビゾーの手切りのテクニック)
の「コツ」を丁寧に個別指導をしています。レッスンを受けた中級の生徒さんのほぼ全員の方が、
数分の練習できれいな45℃のカットが出来るようになっています。
また引き出しは、ひっかかりがなくぴったりと閉まるよう、上部のふたの開閉は、
桐の箪笥を閉める時に、空気がふっと抜ける気持の良い感触をカルトナージュにも
取り入れています。
常に使い易さを考えながら、寸法取りから正確に制作をしています。
カルトナージュご経験者の方は、こちらのブログ、アトリエ上級テクニックもどうぞ → ★